2011年11月14日月曜日

Netatalk2.2beta4 & Lion の問題

環境はUbuntu10.11

Lionでnetatalkにアクセスする場合の問題。

ネットワークのドライブにフォルダを作成するとグループが読み込み専用になってしまう。
shellでchmodすれば変更出来るのだけどFinderではうまく行かない。
フォルダのプロパティからアクセス権を変更しようとすると所有者が不明でアクセス権の変更が出来ない。
このままでは面倒なのでグループのパーミッションが初めからwriteがつくように変更しようと思う。

netatalkの設定でデフォルトのumaskを007に変更。

 ・AppleVolumes.default
  :DEFAULT: options:upriv,usedots cnidscheme:dbd perm:0664 dperm:2775 fperm:0666 ea:sys

Netatalkを再起動して試してみるがうまく行かない。
調べてみると、その原因はLionの方にあった。
つまり、Lionがフォルダを作る時デフォルトでグループにwriteのパーミッションをつけないため、
マスクのパーミッションを通してもフォルダそのものにはwriteパーミションがつかない。
Lionでのデフォルトのフォルダのパーミッションの変更を調べたが、それも現状ではLionでうまく出来ないようだ。
(/etc/launchd.conf.にumask 002 を書く等の方法。)
https://discussions.apple.com/thread/3204865?start=0&tstart=0

あきらめて、まったく別の方法を探す事に。

●Lion <-> Snow Leopard 間ファイル共有における問題
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10095902?start=15&tstart=0
上の記事を発見。

 UbuntsuとLion側のUIDを一致させてみたところ、(Ubuntu側を変更)
 フォルダのプロパティからアクセス権が変更出来るようになった。

 
(ただし、ファインダのプロパティに表示される名前は、「取得中...」となる。)
他のマシンの設定を変更する必要があり面倒だが今日はこれであきらめる。